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ペーパーバード(PAJAROS DE PAPEL)

内戦から、その後のフランコ独裁政権下のスペインでのある喜劇団の劇団員を中心にした、ヒューマンドラマでした。いい映画でした。


内戦下のスペインで喜劇役者のホルヘは、苦しいながらも所属する劇団の舞台の収入で、妻と息子と共に生活を営んでいました。ある日、舞台を終えた後の帰宅途中に町が戦闘に巻き込まれてしまいます。爆撃の中、家にたどり着くとそこはがれきの山で火も出ている様な状態だったのでした・・。

街中で戦闘が行われていたため、最初は第二次世界大戦の最中かと思っていたのですが、スペインであったと言う内戦の頃のお話でした。そう言えば、スペインは第二次世界大戦中はどのような立ち位置だったのかよく知りませんね・・。

この映画でも戦争や独裁政権の理不尽さが描かれていますが、割を食うのはいつも庶民です。世の中からこう言う世界が早く無くなって欲しいですね。まあ、物理的な暴力が無くなったとしても、いろいろと理不尽な事は無くなりませんが・・・。作中、世相を風刺する歌が出てきます。これも軍に睨まれる要因となるのですが、その歌を聞いていて、何となく、その内容はインフレで価値が低くなった通貨とフランコの名前をかけた物かなと思っていたら、スペインの通貨は現在「ユーロ」で、その前は「ペセタ」だとの事。字幕ではそんな事は読み取れなかったので、もしかしたら完全に私の勘違いかも知れません・・。正確な歌詞が知りたいですねぇ・・。

本記事では書きませんでしたが、ホルヘ以外にも劇団に関係する様々な人がそれぞれの立場で描かれています。非常にいい映画でしたので、行ける範囲の映画館で上映されていれば、ご覧になられる事をお勧めします。DVD化は微妙な気もしますんで・・・。


以上、ご参考。


  

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