大手軍事企業の「スターク・インダストリーズ」の社長であるトニー・スタークは社長でありながら、会社の技術を支える技術者でした。ある日、自身が開発した新型ミサイルのプレゼンのためにアフガニスタンに訪問していましたところ、軍の車での移動中に現地のゲリラの襲撃にあってしまいます。護衛をしていた兵士が次々と銃弾に倒れる中、トニーも必死に逃げて岩陰に隠れますが、すぐそばにミサイルが着弾。見ると自社のロゴが印刷されています。驚いた瞬間、ミサイルが爆発し、トニーは気を失ってしまうのでした・・・。
と言う事で、自分が開発した兵器で自分が傷つけられてしまうと言う皮肉な目に合ってしまうのですが、これがきっかけでトニーは周りが予想しない行動に移ってしまいます。これが原因で周囲とのトラブルに発展するのですが、最初は割と真剣な内容になるかと思いきや、最後の方はかなり雑な進め方になったなぁと言うのが印象ですね。
まあ、娯楽作品としては非常に面白かったので、最初から持っていた作品へのイメージと作品そのものに感しては、特にずれは無いでしょうか。と言う意味の分からない文章になりましたが、面白かったので、まだ見てない方はぜひ見てみてください。
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タイムマシーンが完成し、タイムトラベルが可能になった30年後の未来。タイムトラベルは法律で禁じられ、犯罪組織が隠れて利用するのみとなっていました。その未来の犯罪組織から雇われているジョーは、組織から指定の場所に指定の時間に送られてくる標的を射殺するという「ルーパー」という仕事を続けていたのでした…。
冒頭にも書きましたが、こういったタイムマシンがらみの映画は設定や伏線が複雑になりがちですが、タイムトラベルに伴う現象が割とシンプルに描かれており、そのようなややこしさがなくて見やすかったです。その割には、エスパーの要素もちょっと出てきたり、母の愛の偉大さも出てきたりもして、ライトなSFが好きならば楽しめる映画じゃないでしょうか。気になったかたはご覧ください。
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原子力の研究者のカルはとある会合から研究所への帰りに、乗っていた自家用飛行機が失速しそうになったのですが、不思議な光に飛行機が包まれて事無きを得ました。不思議に思っていた所、今度は研究所に異常に耐久性の高い部品が届きます。それに関連して不思議なことが続き、何となく危険な気もしていたのですが、好奇心の方が勝ってしまい、いろいろ調べているとどんどん深みに入って行ってしまうのでした・・・。
話が進むにつれて舞台がどんどんでかくなって行くのですが、どうも話をはしょり過ぎだなぁと言う感じでした。全体的にもっと丁寧に作れば、かなりのめり込めそうな内容でしたが、そうなると時間が長くなってしまい過ぎるんですかね・・。
後から調べたら、SFの古典的な作品の様でした。知らずに見たのですが、言われてみれば、後発のいろんなSF話の元になっている感じはあるかなぁと言う気がします。ま、そう言う意味でも興味のある方はどうぞご覧になってみてください。
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有能な科学者のリードは人類の進化に大きな影響があったと思われる宇宙雲が近々地球に近づくのを突き止めました。その観測のため、大企業の社長を務め、資金と設備を持つ大学時代の知り合いのヴィクターに援助の相談に伺います。が、提示されたのはかなり不利な条件なのでした・・・。
と言うことで、秘めた能力を持っていた人々が才能を開花すると言うパターンではなく、突然変異で妙な能力を持ってしまうと言うパターンでした。これまで通常の生活を送っていた人たちが突然、望みもしないのに特殊な能力を持ってしまい、内一人はえらい外見になってしまって悩むどころじゃなくなってしまいました。
ま、アメリカのヒーローものコミックの話が好きな方はご覧になるといいかと思います。
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ドキュメンタリーっぽい番組の中で、関係者と思われる方がインタビューを受けています。彼は、とある人物について、語っているようです。とある人物とはヴィカスと言う人。ヴィカスは数十年前に巨大な宇宙船と共に突如現れ、その後地球で難民化してしまった宇宙人たちの移住計画を任された人物でした・・・。
と言うことで、こういった関係者のインタビューと実際の現場を撮影した様子を交互に映すと言った形のドキュメンタリー風な様相でこの映画は始まります。で、途中から主人公ヴィカスの行動に焦点があてられると言う感じ。宇宙人や彼らの武器、地球の人間の行動など完全にSFものなんですが、一方、最先端の技術を持つ存在であるはずの宇宙人に対する地球の人間の対応などは、実は現実の弱者に対する人間の行動とも重なる部分もあり、そう言った現在存在する差別行為に対する批判なんかも入っているのかなぁと感じられるものでした。
見る前は、宇宙人襲撃に対するパニック映画とかそんなのを想像してたんですが、まったく予想と異なっていて、メッセージは含まれていると思われるものの、そんなに難しい内容ではなく、普通にSFとしても楽しめる面白い映画だったと思います。お勧めですので、ぜひご覧ください。
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ハリーは石油採掘会社の社長です。長年石油の採掘に携わってきており、地面を掘ることではプロ中のプロ。絶対に失敗することは無いと言う自負を持った人でした。いつもの通り海上の採掘基地で採掘をしていた時、以前採掘中止にした箇所を部下のA.J.が勝手に掘り直していると聞き、彼の部屋まで怒りに行ったところ、いつも反論する彼が素直に謝罪してきました。「おかしい」と思って、部屋をただしてみると、彼のベッドに娘が裸で寝てたのでした・・・。
そんなことから怒り狂って、銃をぶっ放しながらA.J.を追いかけていたところにNASAからお迎えがやってきます・・・。なんで、NASA?と言うのは映画を見てのお楽しみと言うことで。
見た後に調べていたら、この映画は日本では感動ものとして扱われていた様ですね。私は、NHKの「アクターズ・スタジオ・インタビュー」で、ふざけた映画として紹介されていた様な印象があったので、冒頭にも書いた通りそう言う態度で見始めたのですが、見ていたら確かにおちゃらけているものの、内容的にシリアスなところもあり、どっちだ〜と言う感じでした。そう言う意味で、事前の情報が無いフラットな状態で見たかったな〜と改めて思ったりもしたのでした。
最初の方で、ビートルズの曲が流れるシーンがあるのですが、曲調と言うよりは、単に歌詞の内容で場面を表していたり、全体的にシーンの設定がいい加減だったりと、そう言うものを楽しみつつ、シリアスなストーリーを見ると言う見方がいいんじゃないでしょうか。まあ、興味を持たれたらご覧ください。私は好きな部類ですね。
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世界戦争後、荒廃して、無政府状態になったアメリカで、とある男がラバと一緒に放浪の旅を続けていました。放浪の途中、近くに集落を見つけた彼は、連れのラバが嫌がるのをなだめて、その集落に立ち寄ります。シェークスピアを題材とした寸劇を披露してそこの人々と打ち解けた頃、どこからともなく表れた騎馬集団に集落が襲撃されてしまいました。彼は、こっそり逃げようと試みましたが失敗。その騎馬集団にとらわれてしまうのでした・・・。
と言うことで、最初の結構長い時間は「なぜ、ポストマン?」と言う疑問がわいてくるほど、予想外の展開で、完全に終末の世界のSF物語でした。途中、その「ポストマン」がどういうことなのかわかってきます。やがて「ポストマン」が荒廃した世界の希望となるのですが、荒唐無稽とは言え、実際にこの映画の様な状態になれば、それが希望になることもあるのかなぁと感じでしたね。意外と良かったので、気になる方はご覧ください。
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ウィルは、アメリカの製薬会社ジェネシス社でアルツハイマー病の新薬を研究していました。実験として新薬をチンパンジーに投与し、経過観察をしていたのですが、その中の一匹が突然あばれだしてしまいました・・・。
元々の「猿の惑星」の結末ありきで、その原因を描いたのがこの映画となっています。と言うことで、エンドロールに流れる映像や、途中からサブ的に仕込まれている伏線がよくわからないと思います。だから、もし、「猿の惑星」自体をご存じ無いのであれば、調べるか見るかした方がいいでしょう。
とは言え、内容的には、今よくある感じのSFでそのストーリーなども普通に楽しめるものでしたので、少しでも興味のある方は、ご覧になられてはいかがでしょうか。
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